国内のレースだけではない
競馬の世界でもグローバル化が進み、今や世界の競馬関係者らが関心を抱くのは自国内のレースだけではありません。
海外のGⅠを勝つことは賞金的にも魅力がありますし、何より繁殖としての価値を高めることにもなります。
日本馬も例外ではなく海外のレースに出走する機会が増えました。
ヨーロッパ、アメリカ、ドバイ、香港など、日本国内で実績を残した馬はすぐに海外に挑戦する時代です。
2011年、世界最高峰のレースとして位置づけられるドバイワールドカップを日本のヴィクトワールピサが勝利した背景には、これまで多くの関係者がチャレンジしてきた努力があることを忘れてはなりません。
芝の最高峰レース、凱旋門賞も遠い夢ではありません。
エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタの後を継ぐ馬が、いつかこのレースを制するに違いありません。
ただ日本の馬のレベルが上がったとはいえ、世界には強い馬がまだまだいます。
2010年のエリザベス女王杯に出走してきたイギリスのスノーフェアリーは、4番人気の低評価でした。
ところが終わってみれば圧勝。
このとき日本の競馬関係者は、世界の広さを痛感したはずです。
日本馬のレベルを上げるには、今後もこのような海外の強豪を呼び寄せることが一つの方法になるでしょう。
JRAは、日本国内最高峰のレースをジャパンカップと位置づけてレースの格上げ強化を図ってきました。
賞金額は国内最高。
海外馬から見てもとても魅力的なレースです。
ただ日本のGⅠを勝ったところで、欧米では種牡馬価値がさほど上がらないという現実もあります。
そのため海外の本当の一流馬が参戦してくるのは、数年に1回あればいいというのが現状です。
海外馬の出走で困るのは競馬予想です。
日本の馬場と海外の馬場は違うので、どんな馬が日本で好走するかは走ってみるまで分かりません。
入国してからはJRAがほぼ毎日細かい情報を公表しています。
調教VTRなどの走りから推察することも大事です。