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人間の2歳というと、まだ赤ちゃんです。

競馬の世界では、早い馬では2歳になるとデビューを迎えます。
人間の2歳というと、まだ赤ちゃんです。
競技といえるほどのスポーツはまだできません。
でも馬の2歳は違います。
人間に置き換えれば中学生前後の年齢に当たるでしょう。
馬は人間よりも寿命が短い動物で、その分成長速度もとても早いのです。

4歳以上の馬は古馬と呼ばれます。
人間でいう、成人です。
この歳になると馬も立派な大人の扱い。
早熟馬を除く多くの馬が、競走馬としての成熟期を迎えます。

当然、年齢によって馬の能力は異なるため、レースプログラムは馬の年齢によって組まれます。
年齢制限には2歳馬限定、3歳馬限定、古馬限定があります。
中でも桜花賞、オークス、秋華賞、皐月賞、日本ダービー、菊花賞のGⅠレースは、クラシックレースと呼ばれ、日本競馬界の花形ともいえるレースです。
クラシックに勝つことは競馬界に携わる人間にとっての憧れともいえます。
生産者も馬主も調教師も騎手も、クラシックを勝つことを最大の目標としている人はとても多いのです。
クラシックは馬にとっては一生に一度のチャンスしかありません。
古馬になったら出走できません。
そういう意味では、日本の高校野球に似ています。
同世代がしのぎを削るドラマに、ファンは感動するのです。

クラシックを勝つには早熟性が求められます。
特にダービーやオークスは東京2400mという、日本でもっともタフなコースが舞台です。
ある程度完成した馬でないとこのレースを勝つことはできません。

しかし秋になると、一回り大きくなる馬が増えます。
これは馬が成長している証拠です。
この時期に成長しない早熟馬は、秋競馬では苦戦を強いられるでしょう。
特に夏競馬でメキメキと力をつけている馬には勢いがあり、予想をする際には注意が必要です。

古馬になると、3歳時に芽の出なかった遅咲きの馬が台頭し始めます。
クラシックの主役たちを出し抜くことだって珍しくありません。

このように年齢によってレース番組が構成されていると、今度は馬の世代レベルを知りたくなります。
それを知ることができるのが、年齢限定のないレースです。
秋の古馬GⅠシリーズには3歳馬の出走も目立つようになりました。
若い力が勝つか、経験豊富な古馬が勝つか、見所たっぷりのレースが繰り広げられます。

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